明るいチベット医学
臨月に入り、待ちに待った出産がやっと見えてきました。
そこで、前回の妊娠出産時に鍼灸師のヨーガ先輩から教わった本、
「明るいチベット医学」大江原彌太郎著
を再読中。
チベットの僧院でチベット仏教と医学を修め、
インドで診療所を開いていたという著者。
1988年刊行なので、かなり古い本ですね。
この本の中に、出産時のアドバイスがいくつかあるので紹介します。
・産後三週間は胎内に近い環境を保つ
・・・赤ちゃんが不安を感じないよう母と子だけで過ごす
それが赤ちゃんにとって快適。
母親もその間に興奮が収まり、精神的に安定する
・薄暗い環境で目を守る
・・・赤ちゃんの目は生まれた当座は機能ができていない。
三週間ほどかけて徐々に明るくし、慣れさせていくとよい
・陣痛促進は避ける、自然分娩が望ましい
・・・病院の日程等の都合による陣痛促進は、自然のリズムを無視することに
自然分娩では産まれたときに必要な酸素を取ることができるため、
血液中のヘモグロビン濃度がバランスがとれたものになる
・胎脂は落とさず、なめさせる
・・・胎脂は黄疸を防ぎ、外からの細菌の侵入を防ぐ膜にもなる
・泣かせて肺を強くする
・・・授乳は親都合、胸が張ってがまんできなくなったら授乳すればいい
赤ちゃんはお腹がすいているからよく飲むし、
飲み切るから乳腺炎にもならない
さらに泣くことで肺が強くなる
うーん。
どこまでできるかなといった所。
前回は総合病院での出産だったので、
産まれたらあっという間に洗われて体重を測って
それからカンガルーケア。
産まれてを見たかった!へその緒も胎盤も見たかった!
と後悔しました。
今回は小さな産院なので、
和室での分娩も選べるし、
自分で取り上げることもできるそう。
それがとても楽しみでいっぱい。
できる範囲で試してみたいと思います。